
引用元:Disney Movieアラジン公式ページ<https://www.disney.co.jp/movie/aladdin.html
はじめに
こんにちは。すずです。
すずのポップコーンタイムのお時間です。
今回は、ディズニー映画「アラジン」を公開日当日に見てきました!
字幕版、吹き替え版どちらも見たので、もしどっちから見ようと迷っている方は
参考にしてみてください。
こちらの記事は2019年6月7日公開の映画
「アラジン」の感想になっています。
ネタバレ要素があるので、ご注意ください!!
字幕と吹き替えどっちがおススメ?
それで、結局字幕と吹き替えどっちを見たらいいの?
字幕と吹き替えどっちを見たらいいか…
結論から言うと
どっちも見てください!!
これは、適当とかではありません(笑)
字幕も吹き替えもそれぞれ魅力はあります。どちらが劣っているわけではありません。ただ、吹き替えはやはり英語で話している口調に合わせて日本語をあてているので、不自然に感じるところがあったりします。「ホールニューワールド」や「フレンド・ライク・ミー」などの曲は、字幕だと歌詞は変わっていません。新しい吹き替えに抵抗感がある方は、字幕をおススメします。
でも、字幕と吹き替えってそんなに違いあるの…?
アニメ版のアラジンファンは多いと思います。
わたしは、できれば「Do you trust me?」の訳を「僕を信じろ」のままにしてくれていたらな…と思いました。映画実写版では、「僕を信じて」でした。細かいんですけど、そこは変えないで…と思いました(笑)このように、吹き替え版はアニメ版の訳と少し違いがあったりします。
ストーリー自体は、大きく変更されている点はありませんでした。ほぼ忠実なストーリーの流れなので、あまり違和感はありませんでした。
違いがあるとしたら…
・最初のアラビアンナイトが違う
・ダリアという新しいキャラが出てくる
・イアーゴがあまりうるさくない(オウムしてた)
・サルタンが間抜けな感じじゃなかった
・ジャスミン王女の描かれ方
・ジーニーが最終的に人間になる
この6点じゃないかなと思います。
アニメ版と見比べてみるとさらに面白いと思います!
あらすじ
砂漠の王国アグラバーに猿のアブーと暮らす、心清らかな青年アラジン。
彼らの暮らしは貧しく、生活をしていくには盗みをしなければならない毎日だった…
アラジンは、そんな自分の良さを認めてくれる人がきっと現れると信じていた。
そんな、ある日お城を抜け出し街に来ていたアグラバーの王女ジャスミンがトラブルに巻き込まれ、アラジンはジャスミンを助ける。
自分の運命を変えたいと同じことを考えていた二人は、自然と惹かれあっていく…
しかし、ジャスミンの母の形見である、腕輪を盗んだと誤解されそのまま二人は別れた。
その頃、王宮では国務大臣のジャファーが王座を狙うべく企てをしていた。魔法の洞窟に入り、魔法のランプを手に入れようと奮闘するが、その中に入ることができるのは「ダイヤの原石」のみ…
アラジンが、腕輪を返しにいくため王宮に忍びこみジャファーは彼が「ダイヤの原石」であることを知る…。
ジャファーに捕らえられたアラジンは、魔法の洞窟に魔法のランプを取りにいくよう命じられるが、中の宝石に触れてしまい洞窟は崩れ外に出られなくなってしまう。
残された、アラジンとアブー、そして魔法のランプ。
アラジンがランプをこするとそこには、魔人のジーニーが現れて…。
実写版アラジンのここがスゴイ!
何かと話題を呼んだ、実写アラジン…
その中で、わたしがスゴイな!!と思ったことを交えながら着目してほしい見どころをご紹介します!
クオリティがとっても高かくて、満足度がすごかった~


見どころ➀:ジーニー役のウィル・スミス

引用元:Disney Movieアラジン公式ページ<https://www.disney.co.jp/movie/aladdin/character/genie.html
この作品の予告版で話題になったのがジーニー役のウィル・スミスでしたね!
さらにビジュアルが全身真っ青で話題になりましたね!!
なんと、このジーニーは全部CGだとか…
でも、この「真っ青」なジーニーは意味がちゃんとあったんです。
私が、今回実写版「アラジン」で感じたテーマは二つでした。
「自由」と「愛」です。
アラジンは、「貧しい暮らしからの自由」と「ジャスミンからの愛」を望みます。
ジーニーは、「ランプからの自由」と「侍女ダリアとの恋」を望みます。
お互いに、越えられない壁(法律やルール)に縛れ「愛」を「自由」に表現できません。
この、二人の共通性によってアラジンとジーニーに仲が深まるわけですね!
さて、なぜ「真っ青なジーニー」に意味があるのかというと…
最終的にジーニーは、「人間」に生まれ変わります。「ランプからの呪縛」から解放されるからです。「真っ青」だったウィル・スミスが普通のウィル・スミスになります。
これは、「自由」と「愛」を手に入れたジーニーをわかりやすく表現していますね。
また、ジーニーが自由になるには主人であるアラジンがジーニーの自由を願わなければなりません。アラジンは、自分の「自由」と「愛」引き換えにジーニーの「自由」と「愛」を願ったのですね!!
なんて、いい話泣ける~~~!!
アニメ版では、「ランプからの呪縛」を望んでいましたが、そこに「愛」が加わることでいっきに人間味が溢れますね。そんな、アラジンとジーニーの素敵な関係をぜひ劇場で見てください!


ジーニーがウィル・スミスだけでもとても魅力的ですが
わたしが、特に印象に残ったのはアラジンに対するジーニーの言葉達です。
アラジンは、ジーニーの魔法によって「アリ王子」に変身します。
ジャスミン王女に認めてもらうために、お金持ちアピールをしてみますが…
どれも失敗に終わります。そんな、落ち込んでいるアラジンにジーニーは、こう言葉をかけます。
「魔法で姿は変えたけど、中身のお前は変えてない」
「アリ王子は扉を開けた。進むのはアラジンのお前だ」
また、アラジンがジャスミンに本当のことを言えず、このまま王子として偽っていこうとしたときの言葉です。
「愛する人に嘘をついて生きていくお前の姿が心配だ」
深すぎる…
じーんと心に染みました。
いくら、姿形を変えても自分らしくいることは大切ですね。

引用元:シネマトゥデイ<https://www.cinematoday.jp/gallery/E0015185/19.jpg.html


さて、ジーニーといえば日本語吹き替え版の声でおなじみ…
山寺宏一さんですね!
いやぁ、実は一番ソワソワと気になっていた問題だったので、声優キャストを見たときとっても嬉しかったです。小さい頃から山寺宏一さんのジーニーで育ってきたので、日本語吹き替え版もそうであってほしいと思ってました!!
ジーニーといえば、山寺宏一さんという方でも違和感なく映画が見れるのではないでしょうか。わたしの場合は違和感なく楽しめました。
我らの山ちゃん~!て感じでめっちゃテンション上がったよ!!
見どころ②:ミュージック&ダンス
お馴染みの音楽とキレッキレのダンスで圧倒されまくり!楽しすぎ!!
ディズニーといえば、音楽が有名ですよね!
アラジンでは、「ホールニューワールド」や「フレンド・ライク・ミー」など聞き覚えのある音楽がたくさん出てきます。
今回の映画でも、魅力的な音楽たちがジャズやヒップホップ調でアレンジされて登場します。ウィル・スミスがラップが得意ということもあり、ラップシーンもあったりなど、映画ではビートやベース音に重圧が臨場感が増しています。一緒にリズムに乗りたくなります!!
実写版で、音楽以外にも魅力に感じたのがダンスです。
映画では、めちゃくちゃ踊ります(笑)
ダンスがとにかくキレッキレです。インド映画を想像していただけるといいかな?
音楽とダンスのアレンジによって、楽しくて自然と体が動いちゃいますよ!!
個人的に、驚いたことは日本語歌詞がアニメ版と違っていたことです。それは、どの曲でも一緒でした。特に違和感があったのは「ホールニューワールド」でした。アニメ版の歌詞を完コピしているので、どこか聞きなれない感じでした。字幕は歌詞がいっさい変わっていませんでした。
ただ、吹き替えはアニメ版の歌詞と全く違うものになっていました。昔からアニメ版の歌詞に慣れ親しんでる方からしたら、違和感があるかもしれませんね。わたしは、断然アニメ版の日本語歌詞が好きです。
歌詞は変われど、映像は素晴らしいので気にならない方はすんなり受け入れられると思います。本当に個人的になんですけど、「ホールニューワールド」も「フレンド・ライク・ミー」もアニメ版の歌詞で聞きたかったなぁ…と(笑)


見どころ③:ジャスミン王女の描かれ方

引用元:Disney Movieアラジン公式ページ<https://www.disney.co.jp/movie/aladdin/character/jasmine.html
大きくアニメと異なっている注目ポイントとして、ジャスミン王女の描かれ方があります。アニメ版では、王宮に囚われず自由に生きたいと願う意志の強い女性として描かれています。
映画版では、アグラバーの「国王」となるべく勉強を自ら行い、国の平和を願う強い女性として描かれています。今回、ジャスミン王女にはどこか男性的なところが描かれているように感じました。
しかし、ジャスミンの意見は「女性」であることで、虐げられてしまいます。国の繁栄と国王サルタンの心配により、好きでもない王子と結婚を迫られます。かつて、男性のみが国王になれるという伝統に囚われていました。
ジャスミン王女にも「自由」がなかったのですね。お城を抜け出したときに出会ったアラジンの自分にはない「自由さ」や初めてみる「自由な世界」を見せてくれた彼にどんどん惹かれていったのですね。
アニメ版で決定的に違うのは、アラジンとの結婚の経緯です。
アニメでは、国王のサルタンがアラジンを認めさらにジャスミンとの結婚も認めて二人は結ばれます。
一方、映画版ではジャスミンが国王となり国の法律を変え、自らの意志でアラジンとの結婚を望むのです。
これは、映画オリジナルの展開でありアニメ版と実写映画版の決定的な違いと言っていいでしょう。女性として初めて王になり自分の未来を切り開いたジャスミン王女。かっこいい女性として憧れます。
実写映画では、ジャスミン王女の歌唱シーンがあります。
虐げられても「声をあげて」立ち向かう…!諦めない!!という思いがとても伝わってきます。この曲は、ジャスミン役のナオミ・スコットの美しく力強い歌声に鳥肌が立ちました。わたしは、このオリジナル曲とても好きです。
女性の美しさと力強さ、そして自由のために生きるジャスミン王女。めちゃくちゃかっこいい!!
まとめ(感想)
感想として、最初アラジンの実写映画が発表されてとてもドキドキしていました。
20年間ディズニーアニメで育ってきたので、「実写化」にとても抵抗があったのです。それは、もしかしたら同じように感じている方もいると思います。
ただ、前回作の「美女と野獣」はとてもクオリティが高くなおかつ面白かったので今回の作品も期待しようと決めたのです。
ラッキーなことに、公開日当日は仕事が休みだったので映画館に駆け込みました。クオリティもそうですが、「自由」と「愛」をテーマにわかりやすく、楽しくアラジンを描いていたので期待以上の作品でした。
ストーリーの大きな変更もなく、ほぼ忠実に再現されていてそれも良かった点だと思います。
強いていうなら、イアーゴもうちょっと喋ってうるさくてもいいな…。サルタンが間抜けなな感じじゃなくてダン〇ル〇ア先生の風格ありすぎじゃない…と思いました(笑)
実写映画版アラジンすごく楽しめたので、まだ見てない方はぜひ劇場に足を運んでください!!
今回も読んでいただきありがとうございます!



