
はじめに
みなさん、こんにちは。すず(@HanautaUtai19)です。
会社員・もしくは就職をされるみなさん、ブログで副業考えられていますか?
「脱サラを目指して、副業始めようと思っている」
「収入源の一つとして、副業ブログをやろうと考えてる…」
ブログ運営を副収入として始める方が多いと思います。
最終的な目標として、脱サラをして自由に生きたいという方もいますし、就職後もブログを続けていこうと考えている学生さんもいると思います。
「会社務めで副業をするにあたって気をつけることってあるのかな…?」
「会社に副業バレたらめんどくさい。対策とかある?」
そんな声にお答えしていきます。
今回は、会社員がブログを始める前に確認すべき注意点について説明していきます。
思わぬ落とし穴によって、会社から解雇されてしまうので、しっかりと理解したうえで副業をしましょう。

副業は会社で全面的に禁止はされていない

「会社に副業していることがバレたらどうしよ…」
と、会社に副業がバレることに不安を抱えている人がいますね。
働き方の多様化を主張している近年でも、「副業」のイメージはあまりよくありません。
会社に秘密でブログ副業を考えている会社員の方が多いのが事実です。
実は、会社が社員の副業を禁止することは法律上許されません。社員は、会社と雇用契約によって定められた勤務時間に働くことが原則です。
それ以外の時間は、社員の私生活であり、自由に使うことができます。そのため、副業自体は、「社員の自由な時間」という位置づけができ、会社が禁止することはできません。
これは、会社員のみなさんにとって安心事項ですね。とはいえ、会社にブログがバレるのは避けたいですよね。
「じゃあ、なんでブログ運営できなくなるとか言ったの?」
全面的には禁止することはできませんが、会社に影響を与えるとまた別問題です。
最悪の場合、裁判の結果では会社を解雇されてしまいます。
そうならないために、自分がなせ副業をするのか目的をハッキリさせる必要があります。そして、しっかりと副業の位置づけを理解し、リスクを回避していくことが重要です。
ブログで副業を始める前の注意点3つ
それでは、どのようなことを注意すれば正しい副業ができるのでしょうか。
会社員がブログ副業を始めるにあたって、注意してほしい3つの点をみていきましょう。
そして、自分が会社から禁止されないブログ副業ができているか確認しましょう。
- 長時間の副業で疲労から本業に影響を及ぼす
- 本業と副業が副業関係である
- 副業の内容が会社の信頼を損なう
注意点➀:長時間の副業で疲労などから本業に影響がでてくる

副業によって、本業がおろそかになってしまうパターンになります。
種類によっては、解雇されてしまうので注意しましょう。
過去に、このような事例がありました。
建設会社で事務をしていた女性社員が、飲食店で毎夜6時間の副業をしていたことが発覚し、解雇されたことが争いになった事件がありました。
裁判所はこの事件に対し、「単なる余暇利用のアルバイトの域を超えるものであり、副業が債務者への労働の誠実な提供に何らかの支障をきたす蓋然性が高い」として、解雇の有効性を認めています。
逆に、運送会社の運転手が年に1、2回の貨物運送のアルバイトをしたことや、大学教授が夜間や週末に語学学校の講師をしていたことを理由とする解雇に対しては、「本業に影響はない」として、裁判所は解雇無効の判決を言い渡しました。
引用元:furi-kakehttps://furikake.doda.jp/article/2018/09/10/78.html
裁判所は、副業をすることによって本業に影響はないか判断し、副業禁止が有効か判断基準としています。
とくに、会社員の副業時間は勤務後が多いはずです。わたし自身も勤務後、自宅に帰ってブログの編集や執筆などの作業を行います。
ブログ副業を始めると、よく聞く話ですが早く成果を出したくて連日深夜・早朝まで作業を行っている人がいます。
副業にのめり込んでしまって会社を遅刻したり、就業時間中に居眠りをしてしまったり…ということは、絶対にあってはいけません。
あくまでも副業と割り切り、ブログを運営していきましょう。
本業を失っては、元も子もありませんからね!
もし、時間が取れなくて更新が難しいって方は1日の時間を見直してみましょう。
意外と、スキマ時間を見つけて作業することができますよ。
スキマ時間の見直しは、ことらの記事で確認できます。

注意点②:本業と副業が競合関係になっている

みなさんは、どのようなネタでブログで提供してくか決まっていますか?
「うーん、本業が専門的なことしてるしその知識をブログで伝えたい」
「本業を自分から発信で営業していきた」
そう考えている方、解雇の危険性が高くなってくるので注意してください。
これは、会社のコンプライアンス違反にひっかかるからです。
コンプライアンスとは、「企業が法律や企業倫理を守る」ことを意味します。
例えば、教育業界の新入社員が「新しい教育制度」についての記事を公開するとします。
新しい制度についての記事ですが、知識不足もあり間違った情報を流してしまいました。
この記事を指摘され、どこの会社に勤めているのか特定されます。
この会社で働いている社員が間違った情報を流している=会社の社会的信用を失う
「会社は、間違った情報を提供した」ということでコンプライアンス違反を問われることになります。
このような問題が起きてしまいます。
有無を言わさず解雇になってしまうのは、言うまでもありません。
ブログのテーマは、できれば本業と関係ないものをおススメします。
もし、どうしても本業と同じ業種になってしまう場合は、詳しい情報や個人個人での運営を発信するのではなく、事実だけ書くようにしましょう。
注意点③:副業の内容が会社の信頼を失う

会社の信頼を失ってしまう内容は避けましょう。
とくに、内部の情報をブログで発信したり、悪いイメージを与える表現をしたりすることです。
会社に勤めているということは、組織の一員として社会から認識されていることです。
わたしくらい…と思わず、本業を辞めない以上副業を行う上で、言葉や表現を選ぶことが大切です。

さいごに
ここまでお話してきたように、法律上副業は全てが禁止ということではありません。
最近では、副業に対して明るい考えをもった企業や経営者が増えてきています。その反面、本業に専念してほしいと考えている企業があることも事実です。
副業を始めるにあたって、自分がネット上に発信している内容が裁判になったとき禁止されている内容かチェックすることがいいでしょう。
また、会社に副業が発覚した場合の対処を考えておかなければなりません。
まだまだ、日本では副業を行う事態あまり良いイメージはありません。とくに、ブログは収益化にも時間がかかります。リスクやデメリットがあることも事実です。
そのため、なんとなく副業ブログを始めるのではなく、自分はなぜ副業をしツールにブログを使うのか明確にしたうえで、覚悟を決めて行う姿勢が大切です。
今回も読んできただき、ありがとうございます!